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被写界深度の差

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f値が違う同じ被写体の写真です。

最初に撮ったもの。

この場所は公園で、水仙は遊歩道の脇に咲いていました。

人の往来が途切れないため、背景をぼかすためにf値を2.8にしました。近づけば、水仙はきっちり写ると思いました。

カメラの液晶モニターではわかりませんでしたが、パソコンでRAW現像してみると、ピントがきたところははっきりしても、少し前後するとぼんやりしています。

被写界深度が浅いのが原因です。

通行人をぼかそうとしてf値を小さくしたのですが、肝心の被写体がイメージ通りに写りませんでした。

翌日再チャレンジ。

f値を5.6にして撮ったものです。

f値2.8よりも背景がはっきりしてくるので、さらに被写体に近づくことで、相対的に背景との距離を離して撮りました。

茎を入れたスッとした姿を撮りたかったですが、水仙の花をしっかり写したかったので、こちらの方が気に入っています。

同じf値なのに、被写界深度は、被写体と背景の距離の関係で変わってしまうんですよね。

「あれ?意外とボケちゃうな」とか「こんなにf値を小さくしてるのに、きっちり写りすぎる」となって、なかなか思うようにいきません。

かなり経験を積まないと、被写界深度はコントロールできないみたいです。

この壁は厚そう。がんばろう。

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この記事を書いた人

2019年1月に初めてレンズ交換式カメラを購入し、写真を始めました。
コンデジでシャッターを押すしか知らなかった素人が、ゼロから写真を学ぶ日々を記録するブログです。

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