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見たものを写真にするのは難しい

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写真を学ぶにつれて、自分が感動した被写体を、そのまま写真に定着することの難しさを痛感します。

カメラの扱いに慣れたら、写真が撮れるようになると思うのは、初めのうちだけなんです。

撮れば撮るほど、

「あれ? 何か違うんだけど……」

と、自分が見たものと、写真に写っているものとの乖離に、がっかりする方が多いのです。

原因はいろいろあって、例えば、

1.光が読めていない。

2.ピント位置が適切ではない。

3.被写界深度が適切ではない。

が挙げられます。

しかし、根本的な原因はそれ以前にあって、自分が、

何を魅力的と思ったのか、

何を面白いと思ったのか、

何に感動したのか、

が、本当は明確になっていないことなんです。

ぱっと見て、「あ、面白い」カシャッ、じゃなくて、もっと掘り下げないとダメなんですね。

カメラを構える前に、「この被写体の何が魅力なのか」がはっきりしないと、撮りたいイメージもカメラの設定も決まらないことに、やっと気がついたんです。

じっくり観察して撮る。

この基本が、全然できていませんでした。

1枚の写真を撮るのに、以前よりも時間がかかっていますが、じわじわと写真の奥深さを感じているところです。

いつかは無くなるであろう公衆電話。

公園の片隅にぽつんと佇んでいる姿を撮ってみました。

f:id:MatchaMilk:20200625202211j:plain

電灯が点く前の夕方に、遮光で撮れないかと期待したのですが……

f:id:MatchaMilk:20200625205703j:plain

残念。

イメージしていたように、陽は当たっていませんでした。

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この記事を書いた人

2019年1月に初めてレンズ交換式カメラを購入し、写真を始めました。
コンデジでシャッターを押すしか知らなかった素人が、ゼロから写真を学ぶ日々を記録するブログです。

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