画角の感覚がわからなくなり迷走していたところ、「基準となる画角を習得すると良い」と聞いて、ひたすら標準画角で撮り続けています。
私のカメラはX-T20(APS-C機)で、標準ズームレンズしか持っていません。
フルサイズ機の50mmに相当するように、30mm~35mmくらいでテープで固定し、使っています。
今までは、「画角=写る幅の広さ」くらいにしか思っていませんでしたが、実際は、遠近感の方が重要ということがわかってきました。
写る範囲は、前後に体を動かせば変えられますが、遠近感はレンズの画角で決まるので、どの画角のレンズを選ぶかで表現が変わってくるというわけです。
そうはいっても、「標準画角の遠近感が体得できるまで、ズーミングは禁止」くらいの気持ちでいないと、なかなか身につきそうにありません。
というわけで、しばらくは標準画角でトレーニングです。
モノクロにすると雰囲気がガラッと変わります。